皆様こんにちは:-P
薬剤師国家試験を受験される方は、1月末は“試験直前の追い込み期”だと思います。お疲れ様です!
私、以前にこちらの記事を書きました。
今回は主に直前期の予備校講習会についてお話します☺
結論を先に言っておくと
直前の講習会は“勉強が一定レベルまで進んでいる人”が参加したほうが良いと考えます。
私は“直前講習会”にも“ヤマかけ”にも参加していません
※大学内で実施された直前期の薬理講習だけ参加しました。ヤマかけは存在を知りませんでした☺
なぜ参加していないかと言うと、過去問演習が全部終わっておらず、時間がなかったためです・・・
「直前講習会」「ヤマかけ」とは
国家試験が近づくと
「直前講習会」
「ヤマかけ」
というワードを耳にする方が多いのではないでしょうか。
それぞれどんな講習かというと・・・
直前講習会
だいたい国家試験直前の1月に実施されます。
これは各予備校・各科目でコンセプトが異なるため一概には言えませんが
・主要な全範囲を総復習
・国家試験に出題されやすいけど勉強しにくい範囲を網羅
・1単元ピンポイントで学習して手堅く1~2点取りに行ける範囲
のような内容を上手く混ぜながら進めることが多いです。
気になる方は各予備校のホームページなどで内容を確認すると良いでしょう。
ヤマかけ
国家試験の数日前に実施されます。
こちらはどの予備校も“業界ルール(?)”のように実施することがほとんど決まっておりまして
「9科目それぞれ15分~20分で、出題されそうな“範囲”や“内容”を伝える」
というものです。
細かい解説というよりは
「最後にココ見といて!」
「この薬出るよ!」
くらいの内容です。
出題されそうなところ=ヤマ
を当てにいきます。
一般的な講習会(説明→問題→解説みたいな流れ)とは違う、特殊(独特?)なものです。
「直前講習会」や「ヤマかけ」に参加すべきか
この問いに関しては、
で書いた
②勉強の進め方~予備校の活用法~
→予備校は上手く“使う”ことが大事。授業に出ることが重要なのではない。
が回答です。
さらに今回は“直前期”ということもあり、冒頭にも記載しましたが
直前の講習会は“勉強が一定レベルまで進んでいる人”が参加すべきと考えます。
直前講習会であれば
先ほどの直前講習会の内容に少し意地悪な補足をすると・・・
・主要な全範囲を過去問の知識はベースにあるものとして、新しい内容も入れつつ総復習
・国家試験に出題されやすいけど勉強しにくい範囲を過去問の知識はあるものとして、新しい内容も含めて網羅
・過去問は勉強している前提で、新しい内容を入れながら1単元ピンポイントで学習して手堅く1~2点取りに行ける範囲
無理矢理な補足ではありますが・・・
全て「この時期なら過去問レベルはもう大丈夫ですよね?」という前提で、過去問で問われていない内容も含めて講義をし、あと少しで合格点に届きそうな受験生の背中を押す講座です。
また、ヤマかけは国家試験数日前のため
短時間で“キーワード”や“重要点”のみを伝える講座で、合格のための最後のひと押しをするだけです。
よって
「この講習でもう一度基礎から全範囲復習できる」
とか
「出題されそうな範囲を言ってくれるからそこだけ勉強して大逆転合格」
という考えで受講すると、貴重な1日が、わからないことが増加して不安になる時間になりかねません。
どんな人が参加したらよい?
勉強の進捗などにより判断が難しいですが
極端な言い方をすれば以下2つともが当てはまる方は参加しても良いと思います。
①過去問(97回~※少なくとも直近5年+αくらい)はだいたい理解した
②模試で6割以上は絶対とれる
模擬試験は大半が過去問の改変なので、模擬試験で約6割以上の得点が取れるなら、過去問レベルのベースは概ね問題なしと判断して良いです。
逆に、過去問レベルの学習が終えられていないのであれば、講習会を受講する時間を全て過去問演習に当てる必要があるでしょう。
過去問に不安があるならまずはそこからです。
それだけでも、最後の1ヶ月まだまだ点数を伸ばせます。
まとめ
直前期は、今のままで大丈夫だろうかと不安になると思います。
まずは自分がやってきたことに自信を持ちましょう。
そして、自分の現在地を冷静に見極めましょう(模擬試験の成績など)。
過去問レベルの知識がまだまだ不足している
→あと1ヶ月で復習の計画を立てる必要があります。
必須問題を一日で一気に解いてみてもいいです☺
過去問レベルがある程度完成してきている
→予備校の講習会に参加してみるのもあり
(もちろんそのまま自分なりの勉強でも良し)
直前期の過ごし方の参考になれば幸いです。
ではまた☺
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