皆様こんにちは🙌
今日は“よく当たる”と噂の、薬剤師国家試験予備校の出題予想の方法を、皆様にお届けしたいと思います:-P
「厚労省と繋がっているのか?」
「問題を知る裏ルートがあるんじゃないか?」
と色々噂になるほど、かなり多くの問題で予想が的中します!
もちろん各予備校に蓄積されたデータや様々な情報網(怪しいルートじゃないです)を駆使して、受験生にお伝えするわけですが、予備校が(予備校講師が)出題予想に最も使っているアイテムは何か🤔
それはもちろん
過去問です!
予備校では「出題委員の先生」や「出題委員の先生の著書」なども確認していますが、本日は予備校が出題予想をする場合の過去問の見方をお伝えします:-P
要するに私が実践していたことですね🙌
使うアイテムは過去問なので、受験生の皆様も勉強の際に少し意識していただければ、予備校と同様な出題予想に近いことができると思います☺
ぜひ参考にしてみてください!
出題予想については、別の記事も参考にしてください☺
過去問の見方
出題頻度の確認
これは一番シンプルなものです。
年度ごとに出題されている範囲を確認すると
・ほぼ毎年出題される内容
・3年に1回程度出題される内容
・5年に1回程度出題される内容
など、頻度が分かります。
当然ですが、ほぼ毎年出題されるものは次年度も出題されます。
また、定期的に出題されているものについても、ある程度推測できます。
国家試験における重要な範囲はある程度決まっており、それは絶対に出題されます。
答え以外の選択肢も必ず確認
例えば薬理や治療のような薬の名前が出てくる科目の場合
ある年の国家試験の必須問題の答え以外の選択肢に、過去に出題されたことが無い薬が入っていたとします。
ではその数年後の国家試験では・・・🤔
理論問題で、その薬の機序が問われる可能性が高いです🙌
さらにその後、実践問題で臨床での使い方や副作用に関することなど、様々な問題に“進化”していきます。
もちろん、いきなり理論や実践でズドーンとくる場合もありますが、ステップを踏んで出題されるものも多いため、これらは過去問を使った日々の勉強の中で、自ら出題予想をするヒントになります。
2度あることは3度ある
生薬・漢方の問題を例にします。
これは98回の実践問題です。附子の修治に関する問です。
次にこちらの問題を見てみましょう☺
こちらの問題は103回の実践問題です。
どうでしょう🤔
98回の内容から、少し問い方を変えたものが103回です☺
問われ方が変化した問題が複数回出ると、次の予想が立てやすいです。私なら「次は構造式で問われる」と予想します:-P
特に文章のみで問われていたものが、構造式・グラフ・図などで再登場するというのはよくあることです。(ここまで自分で調べるのは大変なので、この辺りは予備校に頼ることになるかも・・・)
逆に、過去に何度も出題されている内容(ほぼ毎年出るようなもの)については、その過去問を徹底的に勉強すれば、次の出題にも対応できると思います。
過去問の見方はこのような感じです:-P
予備校には多くのデータが蓄積されていますので、実際には20年以上前の国家試験問題なども確認しながら予想を行います。
ただ、日々の勉強の中で上記のようなことを少し意識すると、本番での結果が変わると思います🙌
その他の予想方法
過去問の分析以外にも、色々な予想方法があります。これらは個人対応が難しいものですが、書いておきます。最終的にこのような予想を基に、模擬試験や予想問題などを作成していると思ってください☺
出題委員の先生
国家試験の前に、その年の出題委員の先生が発表されますが、その先生が書かれている書籍や研究テーマなどを確認します。
国家試験作成時も参照する情報はもちろんありますし、根拠となるデータは必要なので、書籍の確認は欠かせません。
出典を探し出す
上の内容に類似しますが、国家試験で出題された問題(特に図やグラフなど)の出典を探し出します。
書籍が出典の場合、同じ書籍から次も出題される可能性があるからです:-P
時事問題
これは個人でも対応可能なものかもしれません🤔
最近であれば「コロナ」や「梅毒」、「ニトロソアミン」などが該当します。話題になっているものは国家試験でも出題されやすいです🙌
最後に~予備校の活用~
こちらの記事でも記載しておりますが、予備校は上記のようなことも含めて、受験生のサポートを行っております。
自分一人ではどうしようもないという場合には、予備校を上手く活用しましょう☺
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